ライフプランを考えるうえで、社会保険と公的年金の仕組みを理解しておくことは必須です。なぜなら日本国民であれば誰でも(一定の外国人も含まれます)、社会保険料や年金保険料を支払う義務があり、その義務を果たせば一定の状態になったのち、一生涯にわたり給付を受けることができるようになるからです。

一定の状態とは、家庭での怪我・病気、通勤時の怪我、失業、出産、障がい者となった時、65歳に達した時など様々な場合があります。その時に受けられるはずの給付を請求の仕方を知らないでに無駄にすることのないようにしておかなくてはなりません。

まず社会保険には、医療保険・年金保険・介護保険・労災保険・雇用保険があることを覚えておきましょう。

一方、公的年金(保険)には、国民年金・厚生年金があることはほとんどの方がご存知だと思います。そのうえで、国民年金基金、付加年金、企業年金、厚生年金基金、確定拠出年金、などといった年金の仕組みも理解しておけばより安心です。